からだとこころのスクール

からだとこころのスクール活動記録(平成27年〜)

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第49回ISW
テーマ:エキスパートAコース
平成29年5月28日(日) HOS小阪スイミングクラブ

平成29年5月28日(日)にHOS小阪スイミングクラブにて、第49回ISWベビースイミングインストラクタースキルアップ講座エキスパートAコースを開催しました。
乳幼児の生活の中にベビースイミングを取り入れて、親子をトータルにサポートするために、また、次世代のインストラクターを育成するための講座の内容になっています。
午前の講座では、海外のベビースイミング指導をDVDで鑑賞しました。レッスンの途中でプールサイドに上がって休憩があったり、浮遊具の使い方が違ったり、指導する上で何を目的にするのかが、やはり大切なのだと思いました。

参加者からも「世界の指導法を元に、自分たちのスクールを見直すきっかけになり、 ドイツでのベビースイミングのレッスン風景の映像を見せて頂き、 又違ったレッスンの進め方、環境に新しい発見がありました。」と感想をもらいました。

また、ベビースイミングのカリキュラムを考える際の基本理論であり、障がい者の水中運動療法でもあるマクミラン法をじっくりと学びました。ヘッドコントロールしながら重心を移動させる方法や、水中でバランスを取ることが深層筋の強化にもなります。一つ一つ丁寧に水の特性を指導に活かす方法を学びました。

参加者から感想
「講義だけでも全年齢に対して指導できる、 ベビースイミングを更に丁寧にと感じました。」
「母の重心が変わると子の重心も変わる。自分の考えにない知識だった」

午後からは、川崎医療福祉大学 小野寺昇氏をお迎えして、乳幼児の特性としての解剖機能学や運動生理学をさらに深く学びました。
まず身体の機能を知るために、心音を聞いてみました。発育発達を知ることで、それぞれの年齢によって運動機能が違うことや、成長に合ったカリキュラムを考えることの大切さを再認識しました。

参加者から感想
「発育、発達に合わせて、体の変化によって出来る事が変わっていくということがわかったから、レベルアップしていく。 大切なところをていねいにすすめていく 」
「再度ベビースイミングから幼児、学童へのつなげ方、ベビースイミングのカリキュラムの進め方、スピードをもう一度考えようと思いました。」
「発育発達に合った指導、一斉指導の中で、どう説明すればよいかのきっかけになった」

最後に実技では、講義で学んだマクミラン法を、自分の感覚を研ぎ澄ましながら、水中でのからだの動きを確認しました。ヘッドコントロールをしてほんの少しだけ重心を変えるだけで、回転が起こり始めます。このような身体の使い方を、ベビースイミングで小さい時からで体感し、自分でコントロールできるようにしておくと、将来、楽な泳ぎの獲得に結びつきます。

参加者から感想
「実技での水流の使い方や、補助の仕方がベビーだけでなく色々なシーンで効果的だと思いました。」
「実技の乱流、毎回実技で水の感覚を確認できるのが、すごく勉強になります。」
「 水の中での実技の中でキャピテーションなど、乱流を用いた内容をレッスンで 活用したいと思います。また軸のコントロールのことなども、よりレッスンの中で 説明をして思いますいきたいと。 」と感想をもらいました。

 

 

第48回ISW
テーマ:ベーシックA・Bコース
平成28年11月13日(日)・20日(日) HOS小阪スイミングクラブ

平成28年11月13日(日)・20日(日)にHOS小阪スイミングクラブにて、第48回ISW ベビースイミング インストラクター スキルアップ講座ベーシックA・Bコースを開催しました。講師は笠井理事長が務めました。

毎回、たくさんのスイミングクラブの新人やベテランインストラクターが、集まってくださり、今回も沖縄、愛媛、香川や愛知県など遠方からも参加していただきました。

ベビースイミングのインストラクターが、地域や社会で果たす役割について、日本での親子を取り巻く社会環境や子育て環境の変化もふまえて、その背景を知りサポートする態勢を整えていく必要があります。

自社のスイミングクラブのベビースイミングの目的や意図、目標を再確認することで、スイミングクラブに来る親子に何を伝えたいかが明確になります。

そして、豊かなコミュニケーション能力を身につけること、例えば、初めて出会う参加者同士でも、軽い話題でハードルを下げて自己紹介のきっかけをつくるなどの工夫をすることで、話しやすい雰囲気づくりができます。

インストラクターがどのような場をスイミングクラブでつくりたいのか、親と子の関係を深めるだけでなく、お互いに良好な関係を築くことに心を砕くべきです。「居心地の良いスイミングクラブ」を目指しましょう。

さらに、乳幼児の発育発達や乳幼児の生活について知り、ベビースイミングのカリキュラムをどのように構築して、発展させていくのかを順序立てて学びました。 今回の講座もグループワークを積極的に取り入れて、水慣れからひとり泳ぎまで上手にさせるテクニックやアイデアをシェアしました。

参加者からは、 「前回教わったことを早速、行ってみたところ、子ども達の反応が良かったです。 」「ベビーに関わらず、コーチとして少し自信がつき、あれもこれもやってみようかなと考えると楽しいです。 何年たってもマンネリ化せず、常に勉強する心を持ち続けたいです。」 「新しいスタッフのための勉強という理由での参加でしたが、自分としても再発見がたくさんできて良かった。」などのうれしい感想をもらいました。

 

 

第47回ISW
テーマ:アドバンスBコース
平成28年6月19日(日) HOS小阪スイミングクラブ

平成28年6月19日(日)HOS小阪スイミングクラブにて、第47回ISW ベビースイミング インストラクター スキルアップ講座 アドバンスBコースを開催しました。参加者は20名でした。
毎回多くのスイミングクラブの新人やベテランインストラクターが集まってくださり、今回も、岡山や三重など遠方からも参加していただきました。
午前の講義は、脳の構造や機能を知ることで、ベビースイミングにどのように活かせるのかを学びました。 グループワークで、運動をするときに刺激がどのように伝わっていくのか、神経の構造やネットワークを可視化することでわかりやすくしました。
赤ちゃんがベビースイミングを行うと、五感から刺激をたくさん入れられます。そうすると、きっと脳の発達にも良い影響があると考えられます。ですから、この時期にインストタクターが果たす役割はとても大きく、親子のからだとこころを健やかに育むためにも、ベビースイミングのカリキュラムをしっかり構築しなければなりません。

世界の指導方法では、USAとメキシコで行われているベビースイミングの指導方法のDVDを見て、遊びのバリエーションのヒントを得ることができました。
例えば、「ヘルメットをかぶって消防士になり、バタ足で火を消す」というストリー仕立てで、キックをしっかり動かす練習をするといった工夫は、とても楽しそうだし、おもしろそうだなと感じました。キャラクターになりきったり、動物の物まねをしたりして、子どもたちの創造性をくすぐる練習がたくさんあり、とても興味深かったです。

午後は、親子をサポートするために「乳幼児の病気」について学びました。
講師には、いぬい小児科 乾一郎ドクターを迎え、ぜんそく児に水泳が良い理由、てんかん疾患の子どもに注意すること、また、便秘になるシステムや発達障がいの特性等、幅広くお話ししてもらいました。
「抑制する働きが発達するには3年かかるが、男性は30年掛かって完成する」という話しもありました。また、練習中によくある場面で、もし子どもたちが、自分の行動を制御できない行動に陥った時の対処法としては、「能動的な指示で抑制する」ことが有効だそうです。これは指導に活かせる大切なアドバイスだと思いました。
最後に乾ドクターは、インストラクターとしても、「本質を見る」「考える力を持つ」ことが大切であるとまとめられました。

カリキュラムのステップD「安全水泳を身につける」と、ステップE「四泳法を身につける」の講義では、水慣れ〜顔つけ、もぐり、1人泳ぎまでのカリキュラムを復習しました。水のメリットだけでなく、幼いうちから身を守る方法を教えることが大切です。
各クラブで、楽しく練習できるカリキュラムやお勧めレッスン方法などを発表してもらい、みんなでシェアしました。

実技では、水中での補助方法のコツや極上のサポート力をつけることを目指しました。力任せに補助された時の感覚や、タイミングが違った時の違和感なども体感してもらいました。ゆっくり優しい動きで補助を行うと、赤ちゃん自身が自然に浮力を感じながら泳ぐことを身につけられることを再確認してもらいました。
また、赤ちゃんが泳げる四泳法?を想像しながら泳いでもらい、水中で楽しく自由にからだを動かす能力を引き出すための補助の仕方を習得してもらいました。

参加者からは、 「今日、得た知識を保護者の方に提供できるなと思いました。」
「他クラブで同じ悩みを抱えている方と共有でき、ベテランコーチにアドバイスをいただけて、貴重な時間でした。」
「カリキュラムの組み方や水中レッスンの項目など、やったことがないものがたくさんありました。直ぐに活かしたいと思います。」
などの感想をもらいました。

 

 

第46回ISW
テーマ:「スキルアップ講座 アドバンスAコース」
平成27年11月15日(日) HOS小阪スイミングクラブ

平成27年11月15日(日)に、HOS小阪スイミングクラブにて、第46回ISW ベビースイミング インストラクター スキルアップ講座 アドバンスAコースを開催しました。参加者は16名でした。

今回は机をコの字型に並べて、ひとり一人の意見や感想をシェアしあえるように講座を進めていきました。

午前の講義では、自クラブでベビースイミングをどのように運営していくのか、目指す目的とターゲットを改めて考え直しました。さらに、今抱えている課題を挙げ認識してから、集客や広報をどのようなプランで行っていくのかを、各クラブの実行しているアイデアを出し合いながらシェアしました。自クラブのベビースイミングのターゲットを絞り、独自性を出して集客につなげるアイデアを出し合いました。

「スイミングで育てるからだとこころ」の講義では、乳幼児の発育発達に即しながら、インストラクターができる親子のサポートについて学びました。「スイミングで育てる食べる力」編では、プールで十分に遊ぶとおなかがすく、そして、ごはんを食べるという基本的なことが、「家族で一緒に楽しく食事をする」ということにつながっていくという、大切なお話しでした。このように、ただ単に、泳ぎを教えるだけではなく、乳幼児の生活や、成長に合わせたサポート力を持ったインストラクターになることを目指したいものです。

午後は、「赤ちゃんとお母さんの緊張を取り除くために」をテーマにグループワークをしました。参加者同士で、実際にレッスンで行っている歌遊びや手遊びを披露し合いました。今回は、歌のテンポ、声の大きさ、ジェスチャーなど発表してもらった指導者の、それぞれの個性にも特に注目が集まりました。「声が大きい=元気がいい、楽しそう」「ゆっくりなテンポ=優しそう、わかりやすい」など、表現力豊かに、親子をどのようにリードしていくのかを探りました。毎回、親子を楽しませようとする創意工夫と熱い心に感動します。

カリキュラムのステップC「ひとり泳ぎを楽しむ」の実技については、水慣れ〜顔つけ、もぐりまでのカリキュラムの組み立て方を知らなければなりません。組み立ての順番や水の特性を活かした練習方法などを周知すれば、水の世界がどんどん広がります。

そして、水中での補助方法のコツを丁寧に復習しながら、極上のサポート力をつけることを目指します。実際に力任せに補助された時の感覚や、タイミングが違った時の違和感なども体感してもらうことで、ゆっくり優しい動きで補助を行うと、赤ちゃん自身が浮力を感じながら泳ぐことを身につけられることを再確認してもらいました。親子の水慣れを徐々に発展させていくためにも、このベーシックな動きの習得は、ベビースイミングには欠かせない学びです。

参加者からは、「“生きる力”を身につける。水中ならではの感覚や体の動かしかた、脳への刺激を改めて理解できた。」「いつもの思い込みや慣れを少し崩すことができました。」「集客についていつも同じ意見を言っていたが、アイデアや課題をしっかりしないといけないと思いました。」「自社の最終的に一人泳ぎにつなげるとの研修がありましたが、一人泳ぎにつなげていく内容は、今日の研修のほうが詳しく、ひとつひとつの意味がわかった。」などの感想をもらいました。

 

 

第14回AEW
テーマ:話題の新理論『4スタンス』を学ぶ 〜しっかり立つ・ちゃんと座る〜」
平成27年10月4日(日) HOS小阪スイミングクラブ

矢野平成27年10月4日(日)HOS小阪スイミングクラブにて、第14回AEW 「体の動きを知って指導に活かす 話題の新理論『4スタンス』を学ぶ 〜しっかり立つ・ちゃんと座る〜」を開催しました。参加者は30名でした。

講師には、レッシュ・4スタンス理論マスター級トレーナーでもある、みず・ユナイツ MU代表 矢野真弓氏を迎えました。

からだの「動くときのポイント」を解明していくために、Reash理論草案者である廣戸聡一先生が考案された「4スタンス理論」をおさらいしながら、まず始めに、自分がどのタイプなのか確認をしていきました。自分にとってやりやすい動きは、必ずしも皆が同じ動きとは限りません。ここでは、指導者が相手をしっかりと観察する能力が求められます。AタイプとBタイプの見分け方では、同じ動作でも、タイプ別によって違う動き方のポイントを学びました。

午後の「しっかり立つ・ちゃんと座る」実技でのキーワードは、「土踏まずと頭」「垂直・垂直・水平」です。このキーワードをしっかり意識して「起立」すると、不安定なボールの上に立っても体がぐらつかず、まっすぐにしっかり立つことができました。

また、軸を整えてから椅子に座ってみると、どの方向から体を押されても、全くぐらつかない座り方ができました。どうしても一人ずつタイプ別に見分けることに気を取られがちですが、大事な基本は、「しっかり立つ・ちゃんと座る」ことだと再確認しました。

大縄跳びでは、タイプが違う者同士で行うとどうなるか?を実際に検証しました。縄を回す者のタイプが違う場合、縄を回す者とジャンプする者のタイプが違う場合、ジャンプする全員のタイプが違う場合など、色々なパターンで大縄跳びが上手く飛べるかを確認していきます。やってみるとタイプが違う者同士で行うと、飛ぶリズムが合わせられずに、リズムが狂って飛びにくくなってしまいます。すると誰もが「やりにくい」「できない」「苦手」と感じてしまうのです。

このように体験してみると、指導者としては、自分とタイプが違う者に運動を指導する場合に、もっと気を配らないといけないことが一目瞭然にわかります。「上手くできない」=「運動音痴」と決定づけてしまうこともあるでしょう。相手の動きやすい動作を引き出す指導が求められるのです。 そして、Reash理論草案者である廣戸聡一先生が考案された、「JIKU体操」も教えてもらいました。これは、動作がとても簡単で、子どもも覚えやすいと思いました。

水中実技では、水の特性を活かした水中での軸づくりを学びました。私たちがプールで指導している水中歩行やジョギングでも、タイプによって腕と脚の運び方や、動作のタイミングが違うことがわかりました。四泳法を泳ぐときも、スタート時に軸を整えた場合と、整えないで「けのび」を行う場合は、水の中での推進力が違うことが実感できました。最後には『ワッツ』を取り入れたリラクセーションの方法も紹介してもらい、水中プログラムのバリエーションを増やすことができました。

参加者からは、「動作をまじえて、体の動かしかたを学ぶことができて良いと感じました。体の動かしかたにタイプが存在し、Bタイプの自分には、Aタイプの動作ができないことに初めて納得することができました。」「タイプは変わらない。無理なことを教えない。ただ、技術だけを見ないで子どもの心も見て、自分で考えて行動できるように指導すべきという点」「しっかり立つ・座る」シンプルですが難しく、動く上でとても大切なことだとわかった。」などの感想をもらいました。

 

 

第45回ISW
テーマ:「スキルアップ講座 ベーシックA・Bコース」
平成27年6月21日(日)・28日(日) HOS小阪スイミングクラブ

今年度から、ISWの新たな取り組み、ベビースイミングインストラクター スキルアップ講座として、平成27年6月21日(日)と28日(日)に、HOS小阪スイミングクラブにて開催しました。
2回の連続講座であるベーシックA・Bコースは、新しくベビースイミングを担当される方や、基礎をしっかり学びたい方のための講座内容になっています。
概論では、日本での少子高齢化などベビーを取り巻く社会環境や子育て環境の変化もふまえて、ベビースイミングインストラクターが、地域や社会で果たす役割についても心得ておく必要があると説かれました。そして、さらに大切なことですが、インストラクター自身としての「指導のあり方」も探ることになりました。やはりここを自分ではっきりと見定められると、目指すべき指導の軸取りがきちんとできます。親子に最適なプログラムを提供する運営を行うためには、自クラブのベビースイミングの目的や目標を再確認し、どのように指導し、何を伝えるべきかを再考する講座となりました。
また、ベーシック講座なので、乳幼児の発育発達や乳幼児の生活についても基礎から復習します。そして、発育発達に則しながら、ベビースイミングのカリキュラムをどのように構築して、発展させていくのかを順序立てて学びました。

今回の講座でも、ベビースイミングの運営を行う実践力をつけるために行った、グループワークが効力を発揮しました。参加者同士で、実際にレッスンで行っている歌遊びや手遊びを披露し合い、親子を楽しくリードするアイデアを出し合ってもらいました。中でも、子どもたちに指導者の名前を覚えてもらうための、オリジナリティーあふれる自己紹介ソングはとても印象的でした。
経験が浅いインストラクターは誰でも最初は緊張して声が出ないし、なかなか言葉も切り出せなくて、上手くリードを取れないものですが、ほんの少しの勇気を持ってみんなの前に立って行ってみると、意外な力を発揮できることに気がついて、それぞれ自信がついた様子でした。

カリキュラムを作成するためのグループワークでは、水慣れの課題についてプチ・プレゼンをしてもらいました。ここでは、お互いに意見を交換しながらカリキュラムの順序を考えていく過程を大切にしました。

カリキュラムのステップAとBの実技については、ベビーの抱っこの仕方や、シャワーのかかり方といった、最初の第一歩から始め、水中での極上のサポートを目指して、補助方法のコツを丁寧に習いました。また、水中で、親子が気持ち良く動けるように、「アイチ」も体験してもらいました。ゆっくり優しい動きで浮力を感じながら、自身の感覚を研ぎ澄ます体験です。親子の水慣れを徐々に発展させていくためにも、このベーシックな動きの習得にたっぷりと時間をかけました。

参加者からは、「明日から、すぐ実践できる内容で、本当にありがたいです。」「人数・年齢の差・水慣れ度が違うベビーを、コーチ1人で指導するためにどうすべきかという悩みがあったのですが、少し工夫してみようと思えるような内容で、とても勉強になりました。」などの感想をもらいました。

 

 

第15回AEW
テーマ:「水中運動に活かせる脳科学を学ぼう
〜知的障がいと発達障がいのある人への水泳指導〜」
平成27年2月14日(日) HOS小阪スイミングクラブ

小野寺平成27年2月14日(日)HOS小阪スイミングクラブにて、第15回AEW「水中運動に活かせる脳科学を学ぼう〜知的障がいと発達障がいのある人への水泳指導〜」を開催しました。参加者は15名でした。 講師には、川崎医療福祉大学教授 小野寺 昇氏を迎え、知的障がいと発達障がいのある人への水泳指導に焦点を絞り、障がいを抱えている方への理解を深め、適切な配慮や支援について学びました。

小野寺先生は、実際に大学で「障がい児の水中運動教室」を開催されています。その研究成果を踏まえて、最新のトピックスまで、わかりやすく抗議してくださいました。

知的障がいや発達障がいには定義がありますが、様々なタイプや特徴があり、ひとり一人の違いがあります。しかし、障がいを抱えていても、身近な人たちとの愛着形成は必ずできることから、「愛着形成を大切にして、認知の特性を踏まえ、発達段階に沿ってスモールステップで支援をする」ことが重要だとお話しされました。指導の現場において、子どもから「身近でよく知っている存在」になることが必要であるということでした。

脳の働きからみると、脳のある部分が悪いから障がいがあるというのではなく、脳のシステムがうまくかみ合わない、ネットワーク障がいではないかということです。意思疎通が苦手なタイプの場合でも、指導者は「できない」と考えるのではなく、「覚えるまでに時間がかかる」と考え、会話だけのコミュニケーションに頼らず、目配りや言葉の発し方、声の強弱やトーンなどそれぞれに対応できるコミュニケーションをとっていく必要があります。また最近は、iPadなどの普及により、コミュニケーションの幅が広がってきているので、活用する事も良いことのようです。

水中運動の実践に関しては、健常児も自閉症児もプログラムの順序は一緒ではあるが、スキルを習得するときの進め方は、ゆっくり時間をかける配慮が必要です。また、本人は出来ないことに苦しさを持っておらず、周りにいる指導者や保護者が「できない=かわいそう」と位置付けています。よって、水泳を通していろんなことができるようになるということは、体力づくりや基本的な生活習慣の確立など社会性を学ぶことにつながるということでした。

質疑応答では、障がい者・児の水泳指導に携わっているベテラン指導者からのアドバイスも多くありました。 参加者からは「予想以上に、脳機能の知識を交えた障がい特性を学べたから、専門知識の復習にもなりました。また、それらを基に臨床や現場で活かす事の出来る考え方(要因を促える、課題の段階づけ)を学べました。明日から活かしたいです。」「同じ内容でも、異なる立場の人からの表現・説明を知り、多角的に見ることができた。また、どうやって人に伝えていくと良いものか、とても参考になりました。」「社会性をはぐくむには、考えられたカリキュラムと継続、保護者との良好な関係が必要(時間がかかっても必ず成果がでる)」などの感想をもらいました。

 

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