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1996年7月14日 伊豆白浜
この頃は「城は階段が命」という思い込みがあり、正面も両側面も、やたら長い階段だらけになっている。単調な割に美しいのはシンメトリーのおかげか。その後、同じようなコンセプトで作った城はどれもバランスが悪く、新しい考え方へと変わっていった。その意味で、記念碑的な作品ではあるだろう。

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